「ねえ、ムーミン、こっち向いて」で始まるアニメを始め(古いかも?)、絵本などでも日本ではよく知られています。
そういえば、ムーミンってなんの動物だったのでしょう?
そしてやたら含蓄のある深いセリフのスナフキン、そして子供だか、おばあちゃんだか分からない女の子も登場して、日本のアニメとは違う不思議な世界の物語だったように思います。
今回は、そんなムーミンにまつわる都市伝説を。
と、その前に忘れかけている人に向けて、主なキャラクターを紹介。
物語の主人公です。 カバかと思ったらトロールという妖精だそうです。 フィンランドのどこかにあるムーミン谷で暮らしています。 シルクハットをかぶったムーミンパパと腰巻きエプロンのムーミンママがいます。
自由と孤独、音楽を愛するかっこいい旅人です。 よく旅をしています。 春にムーミン谷に戻ってきて含蓄のかる言葉を語ります。
タマネギのように結った髪型が特徴のミムラ一族。 おばあちゃんだか、 子供だかよく分からない風貌をしています。 ちょっと生意気。
ニョロニョロ
身体が細く白く、にょろにょろしているのでニョロニョロと呼ばれています。 お化け?
2chの都市伝説板では、見たら気が狂う「くねくね」ではないかと噂されています。
どうでしょうか?昔、アニメを見てた方も思い出してきましたでしょうか。それではネットで噂されている都市伝説をどうぞ。
●ムーミン一家の正体は、カバが放射能の影響で知能を持ってしまった、突然変異のミュータントだった。
なんか急に近未来的になりますね。話では「ムーミントロール」という妖精になっているのですが・・・。
●この話は、世界を巻き込んだ核戦争後を描いたもので、既に人類は死滅しているという設定がある。
このムーミンの第一作の小説が発表されたのがちょうど1945年の戦争の終結の年だからでしょうか。都市伝説の多くはこのように核戦争を思わせるものが多いです。
●スナフキンは退役軍人であり、作中でよく旅をしているのは、はぐれてしまった軍隊を見つけるため。
戦争終結間もない作品であることから軍人っぽい感じが漂いますね。
●スナフキンは唯一生き残った人間で、核戦争という人類の過ちの結末を見届ける宿命を負っている。
これも核戦争を示唆していますね。世捨て人のような哲学的な言葉が多いのは、核戦争の生き残りだからでしょうか。
●ミイなどのミムラ一族は未来人の生き残り。
これは、核の放射能の影響で年をとらなくなった説と、ミイは戦争で多くの人が死んだことでショックを受けて成長が止まってしまった説があります。どちらも怖いです。
●小説の最後でムーミン谷のみんなが冬眠に入るのは、核の冬によるもの。
核の冬がついにムーミン谷にもやってきて、みんな最後は死んでしまうのが小説で暗示されているのではないかという話です。そういえば、ムーミンたちだけでなく、ミイやミムラもみんな冬眠するのは核の影響で死んでいくことを暗示しているのでしょうか・・・・。
このように全体的に核戦争に関係した都市伝説が多いです。
まとめると、ムーミンの世界とは核戦争で人類が地上から姿を消した後の世界を描いたものであり、ムーミン谷は地上で唯一放射能汚染を免れた場所なのだと・・・。
そして、ムーミンとその仲間達は、放射線の影響で突然変異したカバのミュータントである。
また、唯一の人間であるスナフキンは人類最後の生き残りで退役軍人。人類が犯した過ちの結末を見届ける宿命を背負わされた生き残りである。
そして最後はムーミン谷にも放射能がやってきて、核の冬によりみんな死に絶えてしまう・・・・・・。怖いです。そして陰惨です。
全部見たいからはこちらでご覧出来ます。→「ムーミン」の都市伝説、噂を集めてみた。
最後に都市伝説と符号する管理人の今回の発見を。
このムーミンの記念日があるのですが、日本では、ムー(6)ミン(3)の語呂合わせで決めた6月3日から世界共通のムーミンの日の8月9日になりました。
トーベ・ヤンソンの誕生日ということで決めたそうなのですが、実はこの日は奇しくも日本の長崎に原爆が落ちた日でもあります。
「核の冬を描いているのでは」という都市伝説とも符合するようで・・・。うーん。
→ムーミン公式サイト
大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ 〜スナフキンの名言が心に染みる。
→スナフキン名言集(NAVERまとめサイト)
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