2016年が始まりましたね。今年はどんな年になるのでしょうか。
未来を知りたいのは人間の欲求ですが、有名な予言者ノストラダムスの2016年の予言が紹介されている記事を見つけました。
「Alex Noudelman」の記事、「Top 10 Nostradamus Predictions for 2016」を翻訳して紹介します。
第10位 オバマは米国最後の大統領となる。
「ノストラダムスは2013年の選挙でオバマが勝利することを予言していたが、同時にアメリカの最後の大統領になることも予言している。それはアメリカが次のNo1の座を他国に奪われることを意味しているかもしれない。それはどこか?中国?ロシア?北朝鮮?それは定かではない。」
これが10位とは結構衝撃なのですが、この予言の原典が、どの予言詩なのかが明記されていないのが気になりますね。
第9位 異常気象
「今年は異常気象だ」って毎年のように言われていますが本当に凄いものがくるのでしょうか・・・。
第8位 地球を揺るがす惑星の存在
「地球を揺るがす大規模な災害を引き起こすであろう惑星の存在をノストラダムスは予言していたが、今年は・・・」
第7位 火の海となる中東
「ガソリンや石油の主要産出国である中東地域が火の海になる。石油をめぐる戦争か?」
この記事の予測では、アメリカの大統領選挙が2016年に過熱されることになるが、これと関係しているのではないかと推測しています。
第6位 中東の暴動の発生
「多くの暴動が中東地域を中心に発生する。チュニジア、エジプト、バーレーン、ソマリア、リビア、シリアを含め、10カ国以上で内戦が激化しており、2014年のマレーシア航空機の墜落や北朝鮮のミサイル発射など、数多くの思い当たる節は存在する」
第5位 世界の終わり
「ノストラダムスは、人類滅亡の発端となるのはイラク戦争か、イラク侵攻にあることを信じていたようだ。我々はこの予言が曖昧で、2012年のマヤ予言の人類滅亡説が実現していないのと同じ分類の可能性があると思う」
ノストラダムスは予言詩の中で、世界の終末の発端を予言しているとのことですが、再びイラク戦争が起こる可能性も示唆しているということでしょうか。そしてそれこそが正に滅亡への発端であると?
第4位 ホワイトハウスの中で戦争ゲームが行われる。
「ホワイトハウスは、チェスをするような感覚で、世界を破壊する計画を設定している。」
お偉いさんたちの頭の中でゲーム感覚で戦争を考えているということでしょうか。
確かにそういう面もありますね。でも、最近は無人機などによる戦争参加も導入されていて、まるでTVゲームのように爆撃が行われていることから、こういう戦争の到来のことも意味しているのかなと思います。
第3位 北極、南極の氷が溶ける!
「あなた方も容易に予測がつくであろう地球温暖化。北極圏の永久凍土や南極の氷床が融解する。その影響で水位の変化などは既に始まっている。」
第2位 イスラエルの運命
「予言内ではイスラエルの運命ははっきりとは明記されていない。しかし、今後も様々な攻撃を受ける可能性はある。また西洋からの支援を得て敵国と戦う可能性が示唆されている」
うーん、記事ではよく分かりませんが、初めて予言詩の引用がここで出てきています。
「使徒書簡の34節」です。ここではイスラエルという国の予言と、その国が様々な攻撃にさらされることを予言しているとのこと。
第1位 ロシアが世界の平和をつくる
「ノストラダムスは『北の王は最終的に物事を正しく設定するために役立つ』という内容のことを予言の中で述べている。2014年のクリミア戦争は、ロシアとの平和につながるだろうか?筆者はロシアが世界支配を企んでいるのではと疑うが、世界で起こっている戦争について、ロシアが、欧米諸国と連携しなくとも最終的にはリーダーシップを取り、物事を正しい道へと進ませるのだろうか。」
どのようなかたちで紛争を終結させるかは問わず、力ずくでもロシアがリーダーシップをとり終結させるということなのでしょうか。確かに話し合いだけの国連では解決の糸口さえ見つかりませんし、アメリカも弱腰と言われていますね。
衝撃度はNo.1です。第10位の予言と合わせてみると恐ろしい感じがします。
さて、この記事に関する個人的感想ですが、原典の予言詩の引用が明らかにされていないので、どこまでが記事の筆者の予測なのか、ノストラダムスの言葉なのかが不明確でイマイチ、ピンときませんでした^^;
ノストラダムスというと1999年以降はパタリとブームも終わり、またその予言詩も当時の時事に合わせて都合よく解釈されていたので信ぴょう性が・・・・ですね^^;
今回の予言も、ISISの対応に対し、アメリカの弱腰に対してロシアのリーダーシップが人気をはせているので、それを反映しているのかもしれません。
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→ノストラダムス現象と予言について
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