第一次世界対戦が始まって間もなくの頃、1914年の8月、あるフランス人兵士がドイツ軍に捕まり尋問を受けました。その記録の内容は後にミュンヘン近くの修道院で発見、保管されていましたが、更に研究者の目に触れることになります。
注目すべきはその尋問内容。このフランス人兵士は予言のようなものを口にしていたのです。この書籍にかかれていることを幾つか紹介してみましょう。
世にも不思議な偶然の一致 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)からの引用です
第一次世界大戦の行方
◯「この戦争はドイツ軍にとってみれば負けたも同然だ。しかしあと5年は続くだろう。」
この記録が取られた時から4年と4ヶ月後の1918年11月に戦争は終結しました。
戦争後の恐慌
◯ 「ドイツでは終戦後、革命が何度も起こる」
実際にドイツでは多くの動乱が発生。
終戦後の大インフレを予言したものと思われます。ドイツ・マルクの価値は急落。実際にただの紙切れ同然となった紙幣を窓から投げ捨てる事件も発生しています。
ヒトラーの予言?
◯「下層階級から一人の男が台頭し、人民は言論の自由を奪われ、法と正義も失われる。そのため、人々はわれを忘れて、野蛮な行為を行うようになるだろう」
これはアドルフ・ヒトラーのことでしょう。彼らナチス・ドイツが行った行為は上記の予言そのものです。
第二次世界大戦の始まりと集結
◯「1938年にはドイツが新たな戦争を起こす」
第二次世界大戦は、1939年9月ですが、この前の年1938年にナチス・ドイツはチェコを侵略しこれが大戦への引き金になっています。
◯「4と5の数字が並ぶ年にドイツの侵略は行き詰まり、二度の世界大戦もここで終結するし、指導者とそのマークは消え失せ、ドイツは敗北の憂き目を見る」
第二次世界大戦が終結した年は1945年でした。ナチス・ドイツの「鉤十字」のマークもここで消え失せることになります。
ドイツのその後
◯「その結果としてドイツは二分されてしまう。しかも敵国同士がにらみ合う時代がくる」
もちろん東西ドイツの事と米ソの冷戦時代のことを予言していると思われます。
◯「イギリスはヨーロッパでも最も貧しい国になる。ドイツは最も勤勉な国民を持つ。そしてよく働く国民の民が、世界を制することになるだろう」
戦勝国であったイギリスはその後没落、ドイツは工業国として発展していきました。気になるのは日本のことを指しているのか?という内容もありますね。
このフランス人兵士とは一体何者なのでしょうか?1914年の当時の世界情勢ではここまで予言するのは不可能に近いはずです。これはドイツ軍の記録であるため(ドイツ軍の記録の正確さは折り紙つき)、信憑性も高いと思われますし、これを記録した紙と鉛筆は1914年のものに間違いなく、加筆、修正の形跡は一切ないことが、科学的調査で判明しているそうです。
この情報の更に詳しいことが知りたいですね。気になります。
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